タイトルに記したように、男と女も陰と陽でつながっています。
これは、普通考えればどちらが陰でどちらが陽かは一目瞭然ですよね。
しかし、陰陽論が面白いのはその先の舞台なんですね。
一般的にみれば、一家の大黒柱は男ですから陽になります。
主婦は家を守り、夫を助け、子供を守りますから陰ということになります。
しかし、奥さんが生活の柱になり、夫が家事を担当すればその関係は逆になりますよね。
また、同じ家の中でも、キッチンを舞台に考えてみると、そこは奥さんの戦場なので陽、夫は何もできないので陰ということになります。
夫婦の相性も陰陽が大事になってきます。
先に話したように、一般的に男が陽で、女が陰なのですが、実はもっと奥が深いんです。
個人的に陰陽を掘り下げると、男にも陰の男と、陽の男があるんです。
当然、女にも陽の女と陰の女がいます。
そこで、陽の男と陰の女が結びつけば、この相性は陰陽なので大吉となります。
逆の陰の男と陽の女も、条件は同じなので大吉です。
しかし、陽の男と陽の女が夫婦になると、これは何をやってもいつも反発しあい協力的な関係にはなれないし、お互いに主張しあい、常に反目して決して建設的な良い夫婦になる可能性はかなり低く、夫婦の相性はベリーバッドです。
逆に陰の男と、陰の女が夫婦になると、これは、夫婦喧嘩もできない弱体夫婦となります。とてもではないが世の荒波を二人で頑張って乗り越えるなどはとうてい無理なことで、世の中に流され、翻弄される夫婦生活になる可能性が高いのです。
やはり、陰と陽のの調和した世界というのは、実にすばらしい世界であるわけですね。
これは、夫婦関係だけでなく、親子、兄弟、子弟、友人等、人間関係すべてにおいて相性の基本です。
要するに、男女の相性も陰と陽なのであります。